Japanese Language Test JLPT 2001 Question Sheet 2kyuu Dokkai Bunpou 2

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Japanese Language Test JLPT 2001 Question Sheet 2kyuu Dokkai Bunpou 2

問題用紙

2001        2級

読解・文法

(200点 70分)

問題Ⅱ 次の(1)から(2)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。

(1)ハトを使って絵画を見わける実験をおこなってみよう。実験では10枚のピカソの絵と10枚のモネの絵をつかった。ハトは訓練用の小さな実験箱に入れられる。実験箱にはスクリーンがあり、スライド・プロジェクターで絵が映しだされる。

ピカソの絵が映されたときにスクリーンをつつけば餌があたえられ、モネの絵の時には餌がもらえない。また、別のハトは逆にモネの絵では餌をもらえ、ピカソの絵ではもらえないという訓練をうける。ハトはおよそ20日間程度の訓練でこの区別ができるようになる。ハトはモネの絵とピカソの絵がわかるようになったのだろうか。

これはハトがピカソとモネの区別ができるようになったからではなく、20枚の絵を丸暗記しておぼえただけのことかもしれない。実際ハトはこのくらいの数の意味のない図をまるごとおぼえる記憶力を持っている。( ②)、ハトは訓練につかわなかった、初めて見る絵を見せられた場合でも、それがモネの絵であるかピカソの絵であるかを区別したのである。ハトは訓練のつかわれた特定の絵を丸暗記したのではなく、「ピカソ」の作品、「モネ」の作品という作風の区別をおぼえたと考えられる。

問(1)  筆者は実験の使ったハトにどのように絵を見せたのか。

1.ピカソの絵を見せるハトとモネの絵を見せるハトとに分けた。
2.全部のハトにピカソとモネの両方の絵を見せた。
3.全部のハトにピカソの描いた絵だけを見せた。
4.全部のハトにモネの描いた絵だけを見せた。

問(2)  ハトがどのようなことをした場合に、「この区別ができる」と筆者は判断したのか。

1.餌がもらえる絵を見たとき、スクリーンをつついた場合
2.餌がもらえない絵を見たとき、スクリーンをつついた場合
3.ピカソとモネの絵を見ても、、スクリーンをつつかなかった場合
4.ピカソとモネの両方の絵を見たとき、スクリーンをつついた場合

問(3)  ( ② )に入ることばは次のどれか。

1.それから     2.もちろん     3.しかし     4.一方

問(4)  「作風の区別をおぼえた」とあるが、どのようなことか。

1.始めてみた場合でも、ピカソとハトの絵がすぐおぼえられるようになった。
2.ピカソとモネの絵を10枚ずつおぼえて、その区別だできるようになった。
3.ピカソやモネの絵とほかの画家が描いた絵を区別できるようになった。
4.ピカソの絵の特徴とモネの絵の特徴が区別できるようになった。

(2)子供に食事のマナーを教えるときは、“〇〇すべきである”“〇〇しなくではならない”というように、自分の考え方を押し付けるのでは子供たちは納得 しません。子供たちは、「美しい食べ方をしていると、人から“すてきだ”とか“かっこいい”とか思われる」という経験を通して、美しいマナーの意味を納得 するのです。
それには、家庭や学校などの集団の中で、子供自身に自分のありようを意識させることです。そして、きれいで美しい食べ方ができたときには「きれいに食べられたね」「かっこよく見えるよ」とほめてあげましょう。
子供はほめられたことで「またこのようにしてみよう」と思います。こうして(中略)美しいマナーが習慣となり、その場に応じた美しい自己のふるまいを身につけていくことができるのでしょう。
ところで、皆さんは食事のマナーが成立するには“他者との関係”が不可欠であることにお気づきでしょうか。
人は人前で食事をするとき、一人で食べるよりもそれなりに整った食べ方をしようとするものです。それは「自分をよく見せない、人からよく見られたい」という気持ちが根底にあるからです。だから食事のマナーを身につける必要性が自然に生ずるのです。
一方、一人で食事をとるときは、食事のマナーを感ずることが少ないのではないでしょうか。近頃の家庭の多く見られる“子供の独食”は、子供に適切なマナー観を身につけさせるという意味においても考慮すべき問題であるといえるのです。

問(1)  「自分のありようを意識させる」とあるが、どういうことか。

1.自分のふるまいがきれいかどうかを意識させる。
2.他の人に自分が迷惑をかけているのだと意識させる。
3.他の人から見て自分が美しく見えているのだと意識させる。
4.家庭や学校等の集団の中で自分の置かれている立場を意識させる。

問(2)  子供に食事のマナーを身につけさせるために筆者がすすめているのは、どれか。

1.親の考え方を子供に押し付ける。
2.時々、一人で食事をさせるようにする。
3.子供が美しく食べたときにほめてやる。
4.子供にマナーの意味を説明して納得させる。

問(3)  子供が一人で食事をする「独食」について、筆者はどのように考えているか。

1.一人で食事をしていると正しいマナーが身につきにくい。
2.一人で食事をすることで適切なマナー観が身についていく。
3.人は一人で食べるときの方が正しい食べ方をしようとする。
4.一人で食事をするときでも正しいマナーで食べなければならない。

 

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